昨日、私の亡父・春義でネット検索をしたところ、1958年に掲載された2つの論文が見つかりました。
・食道裂孔ヘルニア(傍食道型)の1例
(医療第12巻第8号655〜660 1958年8月)
・胃液ニンヒドリン反應による胃癌の診斷について
(医療第12巻第7号573〜576 1958年7月)
実に私が生まれた翌年の論文です。食道裂孔ヘルニア(傍食道型)の1例については、私のライフワークである「GERD(胃食道逆流症)、食道裂孔ヘルニアの病態と治療」に通じるものがあり、何かの因縁?を感じざるを得ず大変びっくりしました。生前にこのような論文の話は全く聴いておらず、もし今生きていたらディスカッションでもするのか?何ともいいようのない気分です。
胃液ニンヒドリン反應による胃癌の診斷についても、当時伯父・川俣建二も含め、早期胃癌の診断にやっきになっていたことが推測され、これも感慨深いものです。
とりあえず、2論文をブログに掲載します。
約60年前のものですが・・・・色々な意味で現在とあまり変わってなく、父親ながらとてもよい論文と思いました。