来たる平成25年10月19日14時から、つくば国際会議場で第20回茨城県鏡視下手術研究会が開催されます。
当日私が発表する演題は「胃食道逆流症に対する腹腔鏡下噴門形成術におけるhiatal meshの役割について」です。
以下に抄録の一部を掲載します。
『我々は過去14年間で151例の胃食道逆流症に対して腹腔鏡下噴門形成術を行った。手術は、ヘルニア整復・裂孔縫縮・2/3周のfundoplicationを基本とするtoupet法を標準術式とした。その結果、8例に逆流症状の再燃を認め、PPIの一時的再投与4例、継続3例、また1例の再脱出例に対して再手術を行なった。その為、ヘルニア門の大きな症例や裂孔脆弱例などに対して2011年の保険適応を機にCovidien社製hiatal meshを使用し、shoulder stitch及び裂孔背側とラップ胃の固定時に同meshを含めた縫合を5例行ったので手術手技を中心に報告する。』