昨年5月に国内初の食道裂孔ヘルニアに対するmesh(医療用ポリエステル製の細かい網目状のシート)をつかったOPEを行ない御報告致しましたが、
今週も巨大食道裂孔ヘルニア(up side down胃)に対してそのmeshを使ったOPEがありました。その後の患者様の状態もとても良好です。
当院ではオリジナルの問診票を使用し、症状のスコア化をしておりますが、術後の問診ではほとんどの患者様のスコアが低下しており、制酸剤(PPI)を内服しなくてもすむように症状が消失しております。
9月現在ラパトゥーペイ(鏡視下噴門形成術)の手術件数は146件となりました。(内meshを使用している手術は3件)
胸痛、しみる、つかえ、げっぷ、食物や胃酸の逆流の症状があったり、逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアでお悩みの方は是非ご相談ください。