カプセル内視鏡

本日は朝7:00より胃・大腸内視鏡検査を行っています。早速ですが、皆さんは「カプセル内視鏡」を御存知でしょうか?
 カプセル内視鏡とは、原因不明の消化管出血、特に小腸出血の患者さんには負担がなく、かなり有効だと思います。御自身又はお近くにそのような方がおられましたら御相談下さい。
                  カプセル内視鏡の特徴
・従来の内視鏡ではみることが難しかった小腸全域の直接視覚化が可能。
・麻酔等の前処置やバリウム等の造影剤が不要、大き目のビタミン剤サイズのカプセル(26?×11?)を飲み込むだけで検査が行えるため、患者の肉体的苦痛がほとんどない。
・約8時間の検査時間中、患者は病院内にいる必要がなく、通常の生活を行う事ができることから、患者の負担が大幅に軽減される。
・既存の小腸検査に比べ、高い診断率である。

 
カプセル内視鏡解析装置
カプセル内視鏡
カプセル

研修センター設立について

昭和大学の9月下旬の教授会において昭和大学・医療法人幕内会合同の医療技術、特に鏡視下鏡研修センターを茨城県小美玉市の霞ヶ浦湖畔に設立することとなりました。
 特に研修のアドバンストコースの最終段階のwet laboを中心に行います。
 私どもの外科系医師、ナースskill upするために大変意義のある事業でありますが、他病院のスタッフに利用して頂ければと思っております。
 是非社会的事業ですので、橋本知事には経済的バックアップを御願いしたいのですが・・・。

昭和大学医学部同窓会茨城県支部総会への参加

本日昭和大学医学部同窓会茨城県支部総会に出席させて頂きました。私もはや50才になり、人生50年の時代であればもう直ぐ・・・。しかし、出席の先生方は全て私より先輩でした。
 池野美恵子先生同窓会副会長よりのさまざまな話があり、本当に御苦労されているのを思いました。昭和大学の名声がわずかでも高められていると改めて思いました。

第4回臨床懇話会

昨日、石岡市医師会主催の第4回臨床懇話会が市内で行われ、参加させて頂きました。内容に関しましては、カプセル内視鏡について症例報告をさせて頂きました。市内の医師が集まり、互いに交流を深めながら、また、情報交換の場としても利用することができ、とても良い懇話会であったと思います。
 これからも、他院との先生方との連携を行い、患者様1人1人の為に、さらによりよい診療を行えるよう一層努力していきたいと思います。

「うきうきマイスター」出展のお知らせです。

障がい者・人間・生活・労働・社会参加サポートセンター「うきうきマイスター」では、日頃より作業訓練の一環として、陶芸製作を行っておりますが、この度、平成20年1月30日(水)〜2月17日(日)におきまして笠間工芸の丘・シアターにて、[:拍手:]  「うきうきマイスター展」  [:拍手:]を開催することとなりました。皆様のご来場心よりお待ちしております[:ジョギング:]
 また、「うきうきマイスター」では毎週土曜日には余暇活動及び陶芸製作を行っております。さらに、日中一時支援も行っておりますので、中・高生の方もぜひ御利用下さい。

※日中一時支援・・・障がい者を介護している家族が、社会的や私的理由により、在宅における介護が一時的に困難になった場合日中活動の場を提供し、障がい者及び家族の介護の負担の軽減(支援)を目的とする事業です。

化学療法ーアバスチンー

 小美玉市国保中央病院の準備は大変です。熱意の持った医者がどちらかにおりませんかね。[:聞き耳を立てる:]
 笹屋副院長も癌の化学療法においてはスペシャリストで、アバスチンの使用患者様も増えており、その評価も徐々に出来るかと思います。更に積極的にプロトコールを整える診療をしております。また、学会等で御報告します。

うきうきマイスターも出店しております

今日から石岡祭礼がはじまり、15、16、17と連休での開催です。当法人の障がい者・人間・生活・労働・社会参加サポートセンター『うきうきマイスター』applapplのパンを販売しております。毎年の事ながら、天気が気になりますが、是非お祭りにお越しの際はいらしてください。お待ちしております。[:パン:]

再び現実化した救急患者のたらい回し

山田洋次監督の 「家族」 という映画のシーンを思い起こす。 1970年、 大阪で万国博覧会も開かれた高度成長の中、 筑豊炭鉱の閉鎖に伴って職を失った一家―子供3人、 夫妻、 祖父―が、 北海道開拓に夢を馳せ、 夜行列車をつないで転居する話である。 その道中、 熱を出した乳飲み子を東京の小さな宿で失う。
 当時、 救急体制など全くなく、 もちろん救命センターもなかったわけだから、夜間、近所の診療所の玄関を叩いて「どうか診て下さい」と回るシーン…。医師はなかなかつかまらず、結局、乳飲み子は亡くなる。 当時はこれが日常であったが、 母親は子供の面倒見の悪さを自ら悔いるのみである。
 

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内視鏡外科手術トレーニングセミナーに参加

9/1(土)九州大学内視鏡外科トレーニングセミナー(アドバンスコース)に参加しました。朝8:30より講義をうけその後アニマルセンターでの実習でした。ハードスケジュールでしたが充実した一日でした。[:拍手:]