いよいよ明日第235回 茨城外科学会が行われます。
2014年6月28日(土)13:00〜 つくば国際会議場
当院より上道医師と私が発表致します。
演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例
演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例
いよいよ明日第235回 茨城外科学会が行われます。
2014年6月28日(土)13:00〜 つくば国際会議場
当院より上道医師と私が発表致します。
演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例
演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例
先日ご案内しました第235回 茨城外科学会の演題です。
2014年6月28日(土)13:00〜 つくば国際会議場
演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例
演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例
【除菌の対象疾患】
?内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
?胃MALtomaリンパ腫の患者
?特発性血小板減少性紫斑病の患者
?早期胃癌に対する内視鏡的切除治療後の患者
?内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされ、ピロリ菌が陽性の患者
当院は1967年の開院以来、胃癌の早期発見に努めております。
1983年に胃炎及び消化性潰瘍、特に十二指腸潰瘍は、Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ、以下H.pylori)感染が深く関与していることが明らかになってきました。H.pyloriの存在が、病理組織学的に確認された胃炎および消化性潰瘍と強く相関することは、H.pyloriの除菌が潰瘍の再発を抑えることと共に、H.pyloriがこれらの疾患の病原因子であることを示しています。また、長期間のH.pylori感染が胃癌発生のリスクになると報告されており、特に粘膜の萎縮や腸上皮化生を惹起し、いわゆるH.pylori関連胃炎が胃癌の発生を促進するデーターが多くみられるようになりました。したがって、H.pylori陽性者の胃癌比率は陰性に比べて高く、除菌(菌を取り除く)療法が望ましいとされています。但し、H.pylori陰性の胃癌も5〜10%以上存在し、日本人のH.pylori陽性率の高さから考えてみても、H.pylori = 胃癌とは直結できません。現段階では定期検査が最も良い胃癌発見の検査方法です。しかし、H.pyloriの存在は、百害あって一利なしといわれております。2013年より上記?が保険適応として加わり、H.pylori関連胃炎を内視鏡で確認された場合は、胃炎でも除菌の対象となり、除菌療法薬のセットとしては、一次除菌としてラベキュア、二次除菌としてラベファインパックなど、効率よく処方されるようになりました。
消化器・総合診療科まで
医療法人幕内会 理事長・山王台病院 院長 幕内幹男
■当院の年間内視鏡件数(H25.1〜H25.12)
上部(食道・胃)内視鏡 4,127件
下部(大腸) 内視鏡 2,274件
※本日は上部 21件、下部 12件、特殊検査3件、手術1件を行いました。
先日ご案内しました第235回 茨城外科学会の演題です。
2014年6月28日(土)13:00〜 つくば国際会議場
演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例
演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例
【除菌の対象疾患】
?内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
?胃MALtomaリンパ腫の患者
?特発性血小板減少性紫斑病の患者
?早期胃癌に対する内視鏡的切除治療後の患者
?内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされ、ピロリ菌が陽性の患者
当院は1967年の開院以来、胃癌の早期発見に努めております。
1983年に胃炎及び消化性潰瘍、特に十二指腸潰瘍は、Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ、以下H.pylori)感染が深く関与していることが明らかになってきました。H.pyloriの存在が、病理組織学的に確認された胃炎および消化性潰瘍と強く相関することは、H.pyloriの除菌が潰瘍の再発を抑えることと共に、H.pyloriがこれらの疾患の病原因子であることを示しています。また、長期間のH.pylori感染が胃癌発生のリスクになると報告されており、特に粘膜の萎縮や腸上皮化生を惹起し、いわゆるH.pylori関連胃炎が胃癌の発生を促進するデーターが多くみられるようになりました。したがって、H.pylori陽性者の胃癌比率は陰性に比べて高く、除菌(菌を取り除く)療法が望ましいとされています。但し、H.pylori陰性の胃癌も5〜10%以上存在し、日本人のH.pylori陽性率の高さから考えてみても、H.pylori = 胃癌とは直結できません。現段階では定期検査が最も良い胃癌発見の検査方法です。しかし、H.pyloriの存在は、百害あって一利なしといわれております。2013年より上記?が保険適応として加わり、H.pylori関連胃炎を内視鏡で確認された場合は、胃炎でも除菌の対象となり、除菌療法薬のセットとしては、一次除菌としてラベキュア、二次除菌としてラベファインパックなど、効率よく処方されるようになりました。
消化器・総合診療科まで
医療法人幕内会 理事長・山王台病院 院長 幕内幹男
■当院の年間内視鏡件数(H25.1〜H25.12)
上部(食道・胃)内視鏡 4,127件
下部(大腸) 内視鏡 2,274件
※本日は上部 21件、下部 14件、特殊検査1件、手術1件を行いました。
昨日、鹿嶋北部臨床医家懇話会で講演させて頂きました。
たまたま昭和大学の後輩にあたる消化器内科の准教授 竹内義明先生と胃食道逆流症関連疾患について、私は外科的立場から、彼は内科的立場からのアプローチで、充実した講演会が行われたように思います。
胃食道逆流症は、噴門機能障害に加え食道及び胃の運動機能障害が加わり、その原因としましては必ずしも単調ではなく、且つ、case by caseで病態も違っており、その治療はとても難しいところがあります。 一過性下部食道括約筋弛緩症TLESRは、胃機能性ディスペプシアFD=NUDの病態と非常に類似しており、なかなか正確な診断が難しいところがありますが、患者様の苦痛はかなりつらいものがあります。特に、噴門機能障害を専門とする医師が、内視鏡の観察で一過性に緩むLESを捉える事や24時間㏗モニタリングなどが有効な診断手段となりますが、そこに至るまでに多くの時間的ロスを費やす患者様もいらっしゃいます。
我々はそれら含めG(N)ERD症例を総合的に評価し、内科的治療を行います。しかし、同治療では効果がないような方が数パーセント見られ、手術適用は、慎重を期す必要がありますが、手術適用と判断した方には、外科的治療が選択され良好な結果が得られます。
また、大きな食道裂孔ヘルニアを有し、胃全体が胸腔内に入り込んでしまう胃のupsidedown症例の手術方法につきましても、合わせて報告させて頂きました。
今回の講演内容につきまして、以下に掲載します。
追伸
鹿嶋北部臨床医家懇話会に呼んで頂きました横田先生をはじめ諸先生方に、御礼申し上げます。