2/26(金) 18:30〜
山王台病院職員食堂にて院内勉強会を行いました。
『Interventional radiology(IVR)の醍醐味
〜癌、除痛の先端医療〜』
山王台病院非常勤・聖マリアンナ医科大学病院放射線科副部長
滝澤謙治先生
日本医学放射線学会専門医・日本IVR学会指導医
当日は90人を超えるスタッフが集まり、腫瘍に対する放射線透視下治療の最先端についての講義を行って頂きました。
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎と言う病名は、あまりご存じないと思われますが実は非常に身近な病気です。胸やけ・呑酸・げっぷなどを経験した方はわりと多いのではないでしょうか?これらの症状の原因が逆流性食道炎なのです。
本来、欧米に多い病気でしたが、食生活の欧米化、肥満、高齢化などに
ともなって、わが国でも最近、著明に増加しいます。
逆流性食道炎には、ほとんどが食道裂孔ヘルニアを合併しております。
これらは食道が胃につながつ所の通り道である横隔膜食道裂孔がゆるい為、
胃が食道側に飛び出た状態です。したがって胃の内容物が逆流しないように
働いている噴門機能がうまく働かず胃または十二指腸液が食道に逆流し、
食道粘膜が、障害され炎症が起きます。しかし最近ヘルニアが小さくても食道と胃の間の括約筋が弱いだけで、強い逆流症状がみられる方がいることもわかってきました。
当院では、そんな方々に129例手術を行ってきました。
2月13日(土)13:30より筑波大学にて
第223回茨城外科学会が行われます。[:鉛筆:]
当院より2演題発表予定です。
・腹腔鏡下に治療し得た炎症所見を呈したMeckel憩室の一例
演者 藤原康朗
・副腎骨髄脂肪腫一例の手術例
演者 上道治
なお、今回、私幕内が『セッション3』の座長を務めさせて頂くことになりました。
会が盛大になる様、精一杯努力致します。何卒宜しく御願い致します。