毎月恒例となっている職員院内勉強会が6/29(水)に行われました。
今回のテーマは・・・室伏Drによる『産業医の役割ってどんなこと!!』でした。
今日に至るまでの産業医の歴史から始まり、メンタルヘルスケアの重要性についてなどお話し頂き、スタッフもとても興味深く熱心で1時間の勉強会もあっという間でした。
石岡市医師会学術講演会にて座長をすることになりました。
日時:2016年7/8(金)19:00〜21:00
会場:石岡プラザホテル 3F「翔山」
座長:山王台病院 院長 幕内幹男
一般演題
「多発性嚢胞腎の現況について」
筑波大学医学医療系 腎臓内科 講師 甲斐平康 先生
特別講演
「生活習慣病からの新規透析導入患者の減少に向けて」
筑波大学医学医療系 腎臓内科 教授 山縣邦弘 先生
第241回茨城外科学会が6月25日(土)13:00〜筑波大学健康医科学イノベーション棟8階講堂にて開催されます。今年は、当院より2演題を出させて頂きました。
演題:エホバの証人に対する外科手術をどう考えるか
-胃全摘例の報告-
演者:幕内 幹男
抄録
エホバの証人に対する手術は、かつて大きな社会問題となり現在基本的には拒否の傾向にある。しかし、最近人道的立場や外科医としての義務より妥協点を模索し、手術の内容や患者の訴容できる代替輸血の把握等により手術を容認するトライアルもみられる。また、PBM(Patient Blood Manajement)の点においては、外科医として無輸血手術を目標とする必要があり、手術手技向上にも繋がる点で意味がある。
提示症例は70歳女性、胃体上部のwide ?c+ul(+)(port+sig)を認め、開腹胆摘の既往及び完全性より開腹下に胃全摘+D2リンパ節郭清、Roux-en Y再建術を施行した。術前にエリスロポエチン製剤を投与し、貧血を改善、術中脾被膜損傷などにより出血(520ml)が著起され、患者が訴容する術中希釈式自己血返血300ml、回収式自己血輸血(セルセイバー)100ml、アルブミン製剤等を使用し手術を終了、術後も出血はなく、無事退院となった。今回、症例検討を中心に上記問題について検討して報告する。
演題:十二指腸ステントの使用経験(11例)
演者:塩澤 敏光
抄録
今回我々は、切除不能な悪性腫瘍による幽門〜十二指腸狭窄に対してsalvage therapyとして新たに開発されたウォールフレックスmetallicステントを11例に使用した。
症例は70〜87歳、平均79.6歳、胃癌6例、膵頭部癌3例、胆嚢癌1例、横行結腸癌十二指腸浸潤1例。挿入後生存期間は3週間から4ヶ月、平均2.6ヶ月であった。挿入理由は全症例で嘔吐、食事摂取不能あり、短期間ではあったものの、挿入後、症状の改善と食事摂取が可能となり、QOLの改善が得られた。同狭窄には、従来胃、空腸吻合術が最も選択され、比較的長期予後が得られる症例もみられたが、全身状態や胃病巣の広がりによっては、同手術が困難な症例があり、その場合は成す術もなく胃管などで嘔吐を予防するのみであった。今後、ステントの挿入時期によって長期予後が期待できれば、より選択される治療になると思われたので報告する。
サービス付き高齢者向け住宅『カーサ・フェリーチェ』にてバザーを開催致します。
日時:6/26(日)9:00〜17:30
バザーは16時頃までの予定
今回はかき氷を準備しております。
お待ちしております。
第3回脳の体操カフェを下記にて開催いたします。
日時:平成28年6月10日(金)10:00〜11:00
場所:カーサフェリーチェ
参加費:500円
頭の体操カフェと題しまして認知症の方、ご家族、地域の方々、専門職、誰もが気軽に参加し交流を深められるカフェを開催することになりました。
お気軽にお越しください。
第18回茨城消化器外科治療研究会が6月10日(金)19:00〜水戸プラザホテルにて開催されます。
今年も演題を出させて頂きました。
演題:高齢者噴門機能障害に対する対応
-鏡視下根治術175例の経験を踏まえて-
演者:幕内 幹男
抄録
我々は過去15年間に胃食道逆流症・食道裂孔ヘルニア(GERD)159例、食道アカラシア症16例の噴門機能障害に対して外科的アプローチとして鏡視下手術を合計175例施行した。GERDに対しては、Toupet 158例、Nissen 1例、食道アカラシアは全てHeller-Dorを行った。その内70歳以上の高齢者はGERDで35例/159例(22.0%)食道アカラシアで2例/16例(12.5%)全体で21.1%であった。高齢者群はGERDでは円背症例が多く、巨大裂孔ヘルニアが8例/35例(22.9%)と全体の10例/159例(6.3%)に比べて多いのが特徴的であった。また、食道アカラシアは病態より若年発症がほとんどであるが、高齢者の特徴として、食道運動機能の低下、食道拡張、LESの不完全弛緩、更に身体機能低下に伴って根治術を躊躇する症例が多かった。成績は、開腹移行及び大きな術後合併症はなかったが、GERDで1例に再発を認めた。アンケートによる満足度はGERDで94.9%、食道アカラシアで100%であった。非高齢者群と比較して高齢者でも積極的に行える術式と思われたので報告する。
今年の茨城消化器外科治療研究会は、6/10(金)水戸プラザホテルで行われます。
当番世話人は、株式会社日立製作所日立総合病院 上田 和光 先生です。
今年も演題を応募いたしました。
演題:
『超高齢者噴門機能障害に対する対応
ー鏡視下根治術175例の経験を踏まえてー』
演者:
幕内 幹男
毎月行っております院内勉強会
少し遅くなりましたが2016年4月の勉強会が昨日5/11(水)18:00〜職員食道にて行われました。
今回は、乳腺センター長 櫻井 修 先生より
『乳腺病理組織の必要性と吸引式針生検(VAB)の実際』 です。
当院では、2007年3/14〜2016年5/11(9年2ヵ月間)で総数575例VBAを施行され、142例の乳癌の診断となりました。
乳がん検診の必要性をスタッフ一同再確認し、治療方針決定のための病理組織検査の必要性を痛感しました。