世界最速256スライスCT

当院では国内1号機となる「フィリップス社製 マルチスライス256列Brilliance iCT Elite」を導入しました。
このCTは、検出器が256個存在します。1個の検出器だったものから64個となった革命的な64列の4倍の検出器を有することから、その診断能力のupはもとより放射線量の減少をよりもたらします。

?特徴としては、全身256スライススキャンを実現させるハードウエア(Intelligent technology)が搭載されているため、ワイドディテクタによる画質低下を抑えた従来の64列CTよりも更に高速撮影が全ての検査で使用できます。
(胸腹部において約3秒間の息止めでスキャンが完了します。)

?冠動脈撮影においても、世界最速の0.27秒回転スピードを有し、それによって64列より更に高い分解能をもった高画像が得られます。特許技術の心電同期再構成(Beat to Beatアルゴリズム)により、低被ばく・心拍変動対応・高心拍対応・解析時間短縮を実現することにより、患者様をより一層サポートいたします。

?また最新の画像再構成技術である「O-MAR」は従来CT検査の課題であった金属アーチファクトを大幅に抑制し、読影のブラックエリアを解消しています。

?そしてiDoseという被ばく低減を実現する画像再構成法を行うことにより、患者様に対する被ばく線量を従来の64列CTよりも30%以上減らす事が可能となりました。

今後は、同CT能力を充分に使いこなして地域の皆様の疾患の正確な診断にお役に立つように更に努めたいと思います。

アネックス建設工事の進行状況7

アネックスもいよいよ完成間近になってきました。今回は入院スペースである2階・3階部分のご紹介です。
一部仕上げの作業が残っていますが、順調に工事が進んでいます。

特別養護老人ホームようようの野菜収穫

医療法人幕内会の関連施設であります特別養護老人ホームようよう の裏庭は「陽なたぼっこ」と名付けられており、入所者様やご家族様の散歩コースとなっています。今年はその一角に菜園を作り、茄子やキュウリ、トマトなど様々な野菜を育てています。天気の良い日は入所者様ご自身が収穫を楽しむなど、自然と触れ合う絶好の場所となっています。

第10回夏祭り

7/28(日) 第10回山王祭が行われました。

前日の雨もあり天気が心配されましたが、今年も無事開催することが出来ました。

参加してくださった皆様にも、楽しんで頂きとてもうれしく思います。

また、今回も多くのボランティアの皆さんのご支援を頂きまして、円滑に進行できましたこと心より感謝致します。

沢山のご来場有難うございました。




第232回茨城外科学会

7/27(土) 第232回茨城外科学会にて
当院より幕内院長と上道治医師が参加し、発表して参りました。

演題 鏡視下右半結腸にて根治切除し得た難治性憩室炎の一例

演者 幕内 幹男

演題 胃癌幽門側胃切除後に発症し保存的治療にて軽快した門脈ガス血症の一例

演者 上道治

今年も2演題の発表を行いました。
活発な質疑があり、有意義な学会となりました。


世界最速256スライスCT導入

ただ今山王台病院では、国内初!世界最速である256スライスCT
Brilliance iCTの導入の為、入れ替え工事を行っております。

256スライスCT装置を導入することにより
・世界最速による息止め時間短縮
・高密度による広範囲撮影
・心臓撮影性能の向上
・金属アーチファクト低減技術の実現
・最大80パーセントの被ばく低減

これらのメリットがあります。

8月12日よりスタート予定です。

入れ替え工事により、院内でお待ちになられる患者様には
ご迷惑をおかけしてしまうことになりますが
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

歯科口腔外科センター

歯科口腔外科センターもオープンして約3か月近くなります。
口腔内の病気、ご老人のそしゃく、飲み込みなどのリハビリ、インプラント、一般歯科治療など、高度な診療技術と診療機器を整備し、地域の皆様の歯科及び口腔内の健康をお守りしたいと、更に努力して参りますのでよろしくお願い致します。

消化器疾患講演会

7/11(木)ホテルオークラフロンティアホテルにて講演会をして参りました。

逆流性食道炎は、近年の食文化の変化や高齢化に伴って増加傾向にあります。
2002年に胃カメラで異常がないが胸やけなどを認める患者様に対して、新しい概念として胃食道逆流症(GERD)が報告されました。
また、最近では非ビラン性の胃食道逆流症に対してNERDという考え方も検討され胸やけ、呑酸、胸痛の患者様の状態が解明されつつあります。
 ほとんどが薬で治りますが、数パーセント治らない方もいらっしゃいます。それらに対して有効な外科的治療が負担がなく(腹腔鏡で)行われるようになりました。今回、特にその外科的治療について講演致しました。

講演会は沢山の専門医の先生が出席され外科的治療の必要な方がいらっしゃる事をお互いに理解し合う事が出来ました。
講演会にあたり、様々な方に御協力頂きましてありがとうございました。