歯科口腔外科センターもオープンして約3か月近くなります。
口腔内の病気、ご老人のそしゃく、飲み込みなどのリハビリ、インプラント、一般歯科治療など、高度な診療技術と診療機器を整備し、地域の皆様の歯科及び口腔内の健康をお守りしたいと、更に努力して参りますのでよろしくお願い致します。
消化器疾患講演会
7/11(木)ホテルオークラフロンティアホテルにて講演会をして参りました。
逆流性食道炎は、近年の食文化の変化や高齢化に伴って増加傾向にあります。
2002年に胃カメラで異常がないが胸やけなどを認める患者様に対して、新しい概念として胃食道逆流症(GERD)が報告されました。
また、最近では非ビラン性の胃食道逆流症に対してNERDという考え方も検討され胸やけ、呑酸、胸痛の患者様の状態が解明されつつあります。
ほとんどが薬で治りますが、数パーセント治らない方もいらっしゃいます。それらに対して有効な外科的治療が負担がなく(腹腔鏡で)行われるようになりました。今回、特にその外科的治療について講演致しました。
講演会は沢山の専門医の先生が出席され外科的治療の必要な方がいらっしゃる事をお互いに理解し合う事が出来ました。
講演会にあたり、様々な方に御協力頂きましてありがとうございました。
第9回茨城内視鏡治療研究会
7/2(火)オークラフロンティアホテルつくばにて
『ESWLを応用した経内視鏡的総胆管結石載石術-10例の検討-』の講演をしました。
総胆管結石に対する治療は結石の大きいものや、高齢者などは治療が難しい方がいらっしゃいます。
今回、体外衝撃波(ESWL)を使用し有効な成績が得られましたので、当院の内視鏡的総胆管結石の治療成績と併せて報告致しました。
研究会は活発な討論があり、とても有意義で今後も茨城県の内視鏡治療の発展の為に努力したいと思っています。
P.S 昨日も大きな4つの総胆管結石を持った患者様の内視鏡的摘出を行いました。ちょっと大変でしたが、すべて摘出する事が出来ました。
その後、慢性膵炎に対する内視鏡的ドレナージ術を行い、午後11時までかかり少々疲れましたが上手くいきました。
消化器疾患講演会
茨城内視鏡治療研究会
日本臨床外科学会
本年度の日本臨床外科学会
2演題を応募致しました。
<演題>
GERDに対する腹腔鏡下噴門形成術におけるhiatal meshの
役割についての検討
・演者 幕内 幹男
<演題>
肛門疾患に対するPPHの有用性とその工夫について
―593例の検討―
演者 上道 治
抄録は後日、掲載させて頂きます。