12/20(日)あいあいラパス前にて大畑そば愛好会の皆様をお招きし、そば打ち大会が行われました[:ラーメン:]
利用者様やスタッフの方々でおいしく頂きました。[:よつばのクローバー:]
ありがとうございました
12/6(日)昭和大学・山王台病院医療技術内視鏡手術トレーニングセンターS−TECオープニングセレモニーを行いました。[:祝:]
当日は、医師をはじめとする沢山のお客様に来て頂き医療機器の展示やクラシックの演奏も手伝ってか盛況に進み、無事に式を終える事が出来ました。誠にありがとうございました。
これからは、医療技術の進歩と安定の一助になるように更に努力して参りたいと思っております。[:日の出:]
おはようございます。医療法人幕内会の幕内でございます。
本日は師走の御多忙の中にも関わらず、遠方からも多数の諸先生方にご臨席頂きまして大変恐縮しております。オープニングセレモニーと言いましても甚だ小さな施設で御座いまして、皆様にお披露目するには大変おこがましく気が引ける思いで御座います。しかしながら、一医療法人が設立する施設としては日本で初めてで御座いますし、この様な施設の重要性を深く感じておりました。ささやかなお披露目をしたいと思います。
まず、当施設の設立に至る経緯で御座いますが、私は外科医になりまして27年が経とうとしております。時代時代で医学教育というのは移り変わって行くものと思われますが、27年前は手術技術を習得するという過程は、アカデミズムからは程遠い制度の中の修練で御座いました。難易度の高い、食道がん・膵臓がんの手術は、10年、場合によっては15年経験があって一部の外科医のみに与えられる技術で御座います。
従って、同じ外科医と申しましても、同じ技術を持った者ではない様に思われます。医療と言うのは芸術や工芸では御座いませんので、普遍的でなければなりません。したがってトレーニングと言う命題を頭に置きたいと思いました。
先日テレビで見た最近活躍中の 石川 亮 君の話の中に、失敗を怖がらない事、失敗したから命を失う訳では無いので、プレッシャーに感じる事は無い、したがって優勝パターも手が振れないらしいです。
しかし、我々にはそれは許されない訳で御座います。従ってまたトレーニングということになります。近年、新しい医療機器が開発され、多種多様化した技術を求められる様になっております。例えば新しい手術機械が導入された場合に、初めて人体に直接使う事は極めて危険な事であると思わざるを得ません。
また、外科手術と言うのは、チームワークによって成立するものです。特に鏡視下手術の場合はカメラを持つ助手が術者の目で無ければなりませんので、術者の気持ちを理解しなければなりません。自分の見たい所にカメラを向けてしまっては、術者の痒い所に手が届かない訳ですから大変な意志の疎通が必要になり、そうでなければ大変な事故が起きてしまいます。
したがってこれからの外科手術の進むべき方向を考えますと、トレーニングセンターが是非必要となるべきと考えられ、私どもは6年前から当施設を計画致しました。その後、昭和大学の小口理事長と意見が一致し運営を一緒に行なって頂く事になった訳であります。
先程述べました様に医療技術は普遍的な物でなければなりませんので、当施設は完全なオープンシステムとして運営をしたいと思っております。医師のみならず看護師・獣医・医療機器メーカーのアドバイザー、その他コ・メディカルの皆さまに門戸を開きたいと考えております。
鏡視下手術はどこかに限界があるのかもしれませんが、限界はまだまだ先と考えるべきであり、その技術の向上と努力を惜しんではならないと思っておりますし、また新たな手術方法の開拓も有り得ると思いますので、非常に楽しみにしております。
もう一つは手術治療に対して学生の方々に理解をして頂くための研修所と成り得ればと考えております。先週の日曜日、私の次男が私の影響でラボの手伝いを致しました。中学2年生ですがなかなか興味を持って良い助手を務めていた様に思いました。
まだまだ運営の点において障害や解決すべき問題点が沢山あり、機械メーカーの諸先生方はもとより、あらゆるメーカー・代理店の方々に是非ともご利用して頂きたいと思います。それが可能である点も新たな取り組みであり前例が無い物だと思います。
いずれにしても、目的は一つ医療技術の向上のためにあると考えておりますので、よりよい御利用頂けるようこれからソフトの面で更なる努力をして参ります。皆様方には是非ともご批判やアドバイスを頂きたく思います。
最後になりますが、レオナルド・ダヴィンチ博士の『ウィトルウィウス的人体図』をこの度のシンボルマークと致しました。私の友人でメキシコ人の外科医であるフランシスコ・ペラザ医師が『鏡視下手術は低侵襲』という課題を投げかけた点において、外科にとっての初めての変革、つまりルネッサンスであると申しておりましたが、当施設が、−21世紀のルネッサンス−の発信地となる事を願っています。
先日、京都で第71回日本臨床外科学会が行われました。当院は、2例発表してまいりました。
?カテゴリー Eサージカルフォーラム
SF-1 GERD−薬物治療の次の手は
演題名「GERDに対する鏡視下噴門形成術の有用性
―121例の検討―」
演者
笹屋 昌示
共同研究者
山王台病院
幕内 幹男、上道 治、佐々木 健、室伏 雅之、
藤原 康郎、高橋 愛樹
昭和大学藤が丘病院外科
北村 陽平、白畑 敦、梅本 岳宏、日比 健志
東京慈恵会医科大学附属病院消化管外科
柏木 秀幸
?カテゴリー Bビデオシンポジウム
VS-5 痔核治療のすべて
演題名「内痔核・直腸脱に対するPPHによるstrategy
―414例の検討―」
演者
上道 治
共同演者
山王台病院
幕内 幹男、笹屋 昌示、佐々木 健、室伏 雅之、
藤原 康郎、高橋 愛樹
昭和大学藤が丘外科病院外科
北村 陽平、白畑 敦、梅本 岳宏、日比 健志
第16回鏡視下手術研究会
11/14(土)センチュリープラザ石岡にて、第16回鏡視下手術研究会が開催されました。
当院より2演題の発表をして参りました。
『GERDに対する鏡視下噴門形成術の有用性―125例の検討―』
演者 幕内幹男
『待機的鏡視下虫垂切除
:Laparoscopic interval appendectomy(lap IA)の有用性』
演者 笹屋昌示
今回、当番世話人として他の世話人の先生方の御協力を頂きまして、大変有意義な研究会となり私の想像以上に盛況でした。近隣の先生方にも出席頂きまして誠に有難う御座いました。
この度、第16回鏡視下手術研究会の演題が12演題集まりました。[:おてんき:]
演題を出して頂く先生をはじめ御所属の病院の先生方に大変感謝しております。
会が盛大になります様私達も努力致しますので何卒宜しくお願い致します。