研修医

10月28日より、本年度最後で今年6人目となる研修医 中村 友哉先生が研修にきました。

医学への意欲と活気にあふれる先生です。
1ヶ月という短い期間ですが、多くの地域医療・救急などを含めたくさんのことを習得していってほしいです。

秋の大運動会!まくちゃん!!

来る平成25年11月16日(土)PM6:15から介護老人保健施設あいあい1Fにて、秋の大運動会!まくちゃん!!開催されます。

患者様、利用者様、御家族様の御参加を心よりお待ちしております。

第233回茨城外科学会

10/24(土) 第233回茨城外科学会に参加し、発表して参りました。

当院より、私と上道医師がそれぞれ下記の演題で発表を行いました。

演題 急性虫垂炎で発症し、術中診断で回盲部切除を施行した虫垂癌の一例
演者  幕内 幹男

演題 胆石イレウスの一例
演者  上道 治

私が発表した演題を掲載させて頂きます。







活発な質疑があり、有意義な学会となりました。

第233回茨城外科学会

いよいよ明日に迫ってきました。
明日8時30分から、茨城県医師会会議室で第233回茨城外科学会が開催されます。

当日は、私と上道医師がそれぞれ下記の演題で発表を行います。

「急性虫垂炎で発症し、術中診断で回盲部切除を施行した虫垂癌の一例」
  演者  幕内 幹男
「胆石イレウスの一例」
  演者  上道 治

発表詳細につきましては後日掲載させて頂きます。

山王台病院附属新館アネックス竣工式当日

山王台病院附属新館アネックスが9/1に竣工してから2ヶ月が経過しようとしています。
1Fエントランス前にはアネックスガーデンがあり、四季折々の風景が楽しめる環境となっています。患者様・ご家族の癒しの空間として山王台病院へお越しの際は、是非一度新館アネックスへお立ち寄りください。

先日お伝えしました、山王台病院附属新館アネックス竣工式当日の様子を掲載いたします。




山王台病院附属新館アネックスの現況

9/1の竣工後まもなく2ヶ月を迎えようとしています。
現在の状況としては、約7〜8割ぐらい患者様が入られており、順調に運営されております。今までのベット不足は多少なりとも改善されていると思います。
これからは、山王台病院本館、東館を含め総合的にベットを有効に利用していきたいと思います。
なお、竣工式のあいさつスライドを掲載させて頂きます。
竣工式当日の様子は後日掲載します。





第20回茨城県鏡視下手術研究会

10/19(土) 第20回茨城県鏡視下手術研究会に参加し、発表して参りました。

演題 胃食道逆流症に対する鏡視下噴門形成術におけるHiatal meshの役割について
演者 幕内 幹男

抄録
我々は、過去14年間で151例の胃食道逆流症に対して腹腔鏡下噴門形成術を行った。手術は、ヘルニア整復・裂孔縫縮・2/3周のfundoplicationを基本とするtoupet法を標準術式とした。その結果、8例に逆流症状の再燃を認め、PPIの一時的再投与4例、継続3例、また1例の再脱出例に対して再手術を行った。その為、ヘルニア門の大きな症例や裂孔脆弱例などに対して2011年の保険適応を機にCovidien社製hiatal meshを使用し、shoulder stitch及び裂孔背側とラップ胃の固定時に同meshを含めた縫合を5例に行ったので手術手技を中心に報告する。
対象は、男1、女4名 65から80歳 平均73.8歳、巨大ヘルニアup side down胃2例、裂孔脆弱3例、術前の問診スケールスコアは平均21.4であった。成績は、開腹移行、術後合併症はなく、最長2年1ヶ月であるが食道胃造影及び内視鏡所見にて再発なし。術後スコアは平均1.0と改善が得られ、2年経過症例もスコアの再上昇は診られなかった。
高齢化に伴い裂孔、特に右脚の極めて脆弱な症例やup side down胃などの再発high risk症例が増加する傾向にあり、適切な組織補強材の被覆は再発の防止に繋がると考えられた。 

当日は活発な質疑があり、有意義な研究会となりました。









第233回茨城外科学会

来る平成25年10月27日8時30分から、茨城県医師会会議室で第233回茨城外科学会が開催されます。

当日は、私と上道医師がそれぞれ下記の演題で発表を行います。
以下に抄録を掲載します。

「急性虫垂炎で発症し、術中診断で回盲部切除を施行した虫垂癌の一例」
  演者  幕内 幹男

 
症例は78歳女性、H25年8/7より右下腹部痛出現し他院より紹介となる。腹部画像診断の結果、右下腹部に糞石を有する浮腫状の虫垂を認め、腹部所見を含め急性虫垂炎と診断し緊急手術を施行した。虫垂は中間部で壊死・穿孔しており、また根部に硬結を認め、虫垂癌の存在も念頭に回盲部切除術を施行した。
切除病理にて、虫垂根部に癌腫が存在し先端まで浸潤していたが、穿孔部は癌腫はなく壊疽性虫垂炎であり、腫瘍が虫垂根部を塞いでいた為、虫垂炎を併発したものと考えた。
原発性虫垂癌は比較的稀な疾患であり、その発生頻度は全大腸癌切除症例のうち0.22〜1.4%と言われている。また、切除虫垂に対する比率は本邦で0.03〜0.19%とされている。術前診断は困難で急性虫垂炎として手術時発見されることがほとんどであり、虫垂の組織学的特徴より進行が早く予後不良である。したがって、本症例のように術中に虫垂癌を疑った場合は、癌に準じた術式が望ましいと思われたので文献的考察を含めて報告する。

「胆石イレウスの一例」
  演者  上道 治

症例は80歳男性、H24年9月に急性胆嚢炎にて治療を受ける。H25年7/3より嘔吐が出現し腸閉塞の診断にて他院に入院、7/4当院に紹介となる。CTにて胆嚢内に気腫が診られ、小腸内にφ35mmの層構造を有する石灰化とニボーを認め、胆嚢、消化管廔より排石した胆石イレウスと診断した。イレウス管挿入時に十二指腸・胆嚢の廔孔を造影にて確認することができ、減圧後、保存的に結石の通過を期待したが、イレウス管造影にて結石は空腸回腸移行部付近に陥頓し移動する傾向がなかった。その為、7/10鏡視下補助下に小腸を切開し結石を摘出した。
胆石イレウスは、全イレウスの0.15〜1.0%、全胆石症の0.15〜1.5%と極めて稀と報告されているが、時として遭遇する疾患である。診断は比較的容易であるが、摘出法がいくつか考えられ、最近ではダブルバルーン小腸ファイバーによる砕石の報告も診られる。しかし、施設によっては確実な摘出方法が望ましいと考えられ、今回我々は鏡視下補助下にて摘出し得た症例を経験したので、文献的考察を含めて報告する。

いちごの苗を植えました

特別養護老人ホームようようの入所者様のご家族様よりいちごの苗をいただきました。早速裏庭(陽なたぼっこ)の花壇に苗を植えてみましたが、元気に育っているようです。
寒い冬を越え、暖かい春が来る頃には、たくさんの甘いいちごが実をつけることでしょう。

第20回茨城県鏡視下手術研究会

来たる平成25年10月19日14時から、つくば国際会議場で第20回茨城県鏡視下手術研究会が開催されます。

当日私が発表する演題は「胃食道逆流症に対する腹腔鏡下噴門形成術におけるhiatal meshの役割について」です。

以下に抄録の一部を掲載します。
『我々は過去14年間で151例の胃食道逆流症に対して腹腔鏡下噴門形成術を行った。手術は、ヘルニア整復・裂孔縫縮・2/3周のfundoplicationを基本とするtoupet法を標準術式とした。その結果、8例に逆流症状の再燃を認め、PPIの一時的再投与4例、継続3例、また1例の再脱出例に対して再手術を行なった。その為、ヘルニア門の大きな症例や裂孔脆弱例などに対して2011年の保険適応を機にCovidien社製hiatal meshを使用し、shoulder stitch及び裂孔背側とラップ胃の固定時に同meshを含めた縫合を5例行ったので手術手技を中心に報告する。』