新年の挨拶 2025年巳年

いよいよ今年2月下旬より新生山王台病院が誕生します。

石岡共立病院の合併、人間ドック・健診センターの新設等、2月に完了します。病床数は、眼科内科クリニックと合わせますと191床の病院として、石岡地域では最大の中核病院となります。 小児科・婦人科も 加わり質の高い高度医療を全人的に提供して参ります。 そのために 全てのスタッフと共に 高いモチベーションを持ち、 一人一人の患者様を、責任をもって全力で治療して参りたいと思います。

山王台メディカルタウンは、更に充実した医療・介護を提供できますよう努力し続けて参ります。今年は巳年、私共にとりましても勝負の年です。巳の如く、自在に変容し成長し続けるよう、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

著書のご案内「逆流性食道炎は増えている」欧米食化生活習慣病との関連も密接

この度、私のライフワークとなっております逆流性食道炎に関する書籍を出版しました。病気の症状、原因、検査と診断、治療方法(薬による治療・手術による治療)について記しましたので、気がかりな症状「みぞおちがジリジリする、しみるような違和感、お腹のはり、口の中やのどの違和感、食物が呑み込みにくい、痛み圧迫感」をお持ちの方や、 ご興味がある方 など、逆流性食道炎について図、写真、患者様エピソードを交えて、出来るだけ分かりやすく書いてみました。書店では8月下旬あたりに並ぶ予定ですが、山王台病院の受付にお申し出頂ければ、ご購入いただけます。当院では薬による治療や、腹腔鏡下Toupet手術も行っておりますので、症状でお悩みの方は受診ください。

著書抜粋 はじめに

私が昭和57年に医学部を卒業し、外科に入局した頃、ひどい逆流性食道炎に悩む70代後半の女性を診察しました。つらい症状が続いており、服薬ではなかなか改善されませんでした。24時間pHモニター等検査を行い、重度の食道裂孔ヘルニアで手術適応という診断に至り、先輩医師に協力を仰ぎながら手術を実施しました。この食道裂孔ヘルニア手術が、医局では成人の食道裂孔ヘルニア手術の初症例で、私にとっても初めての経験でした。以降、現在に至るまで逆流性食道炎の治療が私のライフワークになっております。

新あいあい 内覧会のご案内 R6年5/10~12 午前10:00から

いよいよ待望の”新あいあい”が竣工します。介護老人保健施設あいあいは、介護の視点から入所者様がより快適に過ごせるよう様々な工夫を施し、新たに生まれ変わります。また 通所リハビリテーションも 地域の皆様のニーズに応えて、 定員枠を100名に拡大しました。内覧会を実施いたしますので、是非この機会に会場見学にお越しください。スタッフ一同お待ちしております。

2024年 新年のご挨拶

旧年中は、一方ならぬご厚情を賜り誠に有難うございました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。さて、本年は当法人にとりまして、新たに展開していく年になります。 4月頃、現在建築中の介護老人保健施設あいあいが完成し、新築移転により、 新あいあい として運営して参ります。また 移転後の建物 を改装し、 秋頃には 山王台病院 と石岡共立病院を統合し 山王台病院 172床 (一般127床 療養45床) に拡張して、更に充実させて 微力ながら 地域医療に貢献して参りたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。                

<新あいあい>  地上3階建て 延床面積 3,926㎡  入所100名 通所100名

 

第68回消化器疾患懇話会 

2023年12月15日(金)消化器疾患懇話会が行われました。当院副院長の上道治医師が幹事を努め執り行われました。当院より2演題発表しました。演題は、「鼠経ヘルニア手術の検討-腹腔鏡TAPP法-」 を私こと幕内が発表し、「膵癌と鑑別困難であった腫瘤形成性自己免疫性膵炎の1例」を若手 渡邊健医師が発表しました。 質問等が上がり 情報交換など大変参考になり 終始和やかな雰囲気中行う事が出来ました。

第253回茨城外科学会

令和5年10月15日(日)茨城県医師会4階大会議室で開催しました。今回の大会幹事は私こと幕内が仰せつかりました。開催形式はアフターコロナ初の完全現地参加の対面による開催でした。演題数は26演題と多くの先生方にエントリー頂きました事感謝申し上げます。久しぶりの対面での開催で、多くの質問が飛び、活発な議論がなされ活気があり、とても良い雰囲気で行う事が出来ました事を改めて感謝申し上げます。

特別公演は、地元、水戸一校出身の青木武士教授(昭和大学消化器一般外科)が「可視化技術とAIの進歩が拓く低侵襲肝胆膵手術の新時代」についてご講演されこれからの外科のあるべき方向や、外科医の育成を示してくれたことは、想像以上に素晴らしく貴重な時間でした。 当院からも2演題若手医師が発表し盛会に終わる事が出来ました。

当院からの演題発表は、幕内陽亮医師による「膵癌と鑑別困難であった腫瘤形成性自己免疫性膵炎の1例」と、大浦敬介医師による「NACが奏効し根治切除をしえた進行直腸癌の1例」の2演題になります。以下演題スライドを掲載します。

第67回石岡消化器疾患懇話会

第67回石岡消化器疾患懇話会が R5年8/4(金) に開催されました。当院から若手医師、大浦敬介先生、幕内陽亮先生による症例報告2演題を発表致しました。和やかな雰囲気で、先輩の先生方からの活発な質問等があり、とても有意義で若手医師にとりましても良い機会となりました。